呼吸法と意識体

 心の勉強会では 毎回必ず呼吸法を実践している。そして参加者の皆さんには 1日5分でいいので 毎日 呼吸法を実践することを強く訴えている。

 呼吸法の実践の目的は「何も考えない時間を創る」こと。「何も考えない時間」こそが創造的な環境を引き寄せてくれる。かといって 毎日の5分間にそのような体験があるわけではない。毎日毎日続けていると ある日 「常に平常心の自分」に気が付く。その意味は大きい。冷静な判断が出来るという事は つまらないミスを避ける。また「病は気から」の如く 心が落ち着くと 身体的な健康も安定してくる。そして何故か 自分の求めている情報が 自分を包む環境の中に自然と現れてくる。この体験は 正に体験をした人でなければ分からない。毎日毎日の変化は微々たるものだが 正に継続は力である。

 そんな中 先日出張で小淵沢の温泉付きホテルに宿泊した。何故か夢の中で 「温泉の中で瞑想が出来る」と 何度も繰り返し声が聞こえてきた。目が覚めたら6時半・・・温泉は6時から入浴可能なので、「もう誰か入っているだろう」と思いながらも 夢の事が気になり 温泉へ・・・・何と 誰もいない。そこで湯船に足を入れながら 裸の状態で呼吸法の実践。この時 初めての感覚を得た。意識体が未来志向になった瞬間を感じたのだ。上手くは言えないが 今までとは明らかに違う感覚である。この後 私を取り巻く環境にどんな変化が生まれるのか楽しみである。

 湯船の中での瞑想が終わると、ドッとお客様が入ってきた・・・これもまた不思議!