「マインドフルネス」の研修会に参加いたしました

「マインドフルネス」 あまり聞きなれない言葉です。私も初めてでした。上越組の勉強会に 上越教育大学の得丸先生が毎回参加いただいておりますが、得丸先生のご紹介です。

 11月13日 東京の日本教育会館で開かれたセミナーのメインスピーカーはマサチューセッツ大学医学部名誉教授 ジョン・カバットジン先生です。

 カバットジン先生によると、「マインドフルネス」の定義は「意識的に、かつ判断せずに現在に注意を向けることから生まれる気づき」という事のようです。お話は大変興味深い物でした。カバットジン先生の理論のベースは 道元の悟りの理論です。極めて東洋的な修行をマニュアル化したものですね。原始仏教の科学版といった所でしょうか。

 「何も考えない。自己との対話」をベースに進める「心の勉強会」は、私の個人的な経験と思考 そして参考文献から創りだしている「アマチュア」の理論ですが、マインドフルネスの概論の研修に参加してみて「かなりいい線に来ている」と正直 実感いたしました。また逆に 専門的な研修も更に積極的に受けてみたいと強く思いました。

 最近 心の勉強会の参加者で 大きく変化が生まれてきた方が増えてきました。東京組も新潟組も3年を超えて ようやく本物になってきた気がします。もっとたくさんの方に「心の勉強会」に触れていただきたいなと考えるこの頃です。