企業と個人の中長期計画

 久しぶりの投稿となってしまいました。

私は 上越・新潟・東京での心の勉強会の他に 上越「而立塾」を主催しています。若手の経営者を中心に25名程のメンバーがいます。2001年頃から毎月1回の勉強会を続けてきました。

 「而立塾」の内容は 基本的には「心の勉強会」と同じなのですが 取り上げる内容が経営課題に軸足を置いています。そして今月 9月の勉強会では それぞれの企業の中長期経営計画を発表することとなりました。その準備として 8月の而立塾では次のようなお話をしました。

 「情報体」としての自己を確立する

 「必然性」の波に乗る

 「感情」のエネルギーを高める

一般の経営勉強会における ポイントとはかなり違います。先が読めない現代 大切なことは自分の意識体の状態を磨き 自ら情報を取れる自分になる事です。呼吸法、瞑想、座禅、ヨガ、体幹チューニング・・・方法は問いませんが 「情報体」としての自分をいかに鍛えるかを 計画の中に入れ込みます。
また、計画そのものは数値ではなく 事業の流れをフローチャートで表現します。その流れに「必然性」があるかどうかが最大のポイントです。ただ単に自分の欲求だけで立てた計画は却下。あくまでも環境との「共創造」が実現されていく流れが自然であり 必然であるかを徹底的に吟味していただきます。そして最後は 目標が達成された時の「喜びの度合い」を表現していただきます。フローチャートによる流れには 細かな手法や数字は出てきません。しかし 最終の目標に到達したときの「感情のエネルギー」の強さ・熱さをイメージします。この感情のエネルギーの強さが「世界を動かす原動力」になるからです。
 皆さんもこんな風に 自分や企業の中長期計画を立ててみませんか。数字だけを追う経営とは かなり様変わりしますよ。